工事名称:上海江浦路越江トンネル>
施工会社:上海市基礎工事集団有限公司
シールド型式と直径:鉄建重工業11.63 m泥水シールド構造>
使用製品:CONDAT WR 89 NG、CONDAT WR90NG ; CONDAT C.E.S
工事概況:
上海江浦路越江トンネルは「第13次5カ年計画」期間中の上海の重要な市政工事の一つであり、トンネルは全体的に南北に走っており、北は楊浦区江浦路、龍江路から始まり、シールド方式で黄浦江を通り抜け、南は浦東新区民生路、ショッピングモール路まで、全長は2.28 kmで、そのうちシールド区間の長さは770 m、双方向4車線である。大径泥水平衡シールド機「江浦号」「民生号」を使用し、設備は鉄建重工業と上海基礎会社が共同で開発し、完全な自主知的財産権を有し、設備の掘削直径は11.63 mに達した。
工程特徴、難点:
上海江浦路越江トンネルの下に黄浦江を穿孔し、掘削断面が大きく、水文地質条件が複雑で、覆土厚さの変化が大きく、浸透係数が高いなどの特徴がある。トンネル長距離は粉土、砂性土層などの軟土層を通り抜け、江中段トンネルの最小覆土厚さはわずか7 mであり、シールド機の姿勢制御、刃物盤及び施工作業に大きな挑戦をもたらした。